千葉県鴨川市 大本山小湊誕生寺 公式サイト

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平成20年11月

平成20年11月

今月当山では、宗祖日蓮大聖人のご命日を偲び、その御遺徳を慕って法要を営み、御報恩の誠を捧げます。

法華経の【見宝塔品(けんほうとうほん)】には「我(わ)が滅度(めつど)の後に誰か能(よ)く斯(こ)の経を護持(ごじ)し読誦(どくじゅ)せん今仏前(いまぶつぜん)に於いて自ら誓言(せいごん)を説け」と、説かれておられます。

すなわち、お釈迦様はご自身が御涅槃に入られた後の末法という混沌とした時代に、法華経を信じ、受け持ち、唱えますと仏様の前で誓いを立てる者はいないかと要請なされました。

日蓮大聖人は、自らをその中で誓いを立て、お釈迦様から直接に勅命を受けた一人上行菩薩(じょうぎょうぼさつ)であることの自覚に立たれたのであります。

だからこそ過去世での誓いを果たすべく、身命を惜しまずに法華経を私達に下種(げしゅ・仏の教えを下す)なさられたのであります。

かく考えると、こうした混沌とした世の中で、日蓮大聖人を通じて法華経にご縁を頂き、お題目をお唱えしている私達は、少なからず過去世においてお釈迦様の御前(みまえ)で誓いをたてた一人であるのではないでしょうか。

今こそ私達は、心を奮い立たせて法華経の心(穏やかなまあるいこころ)を弘めるために精進しなければ、仏祖三宝(ぶつそさんぼう)に申し訳ないと思うのです。

誕生寺 布教部