千葉県鴨川市 大本山小湊誕生寺 公式サイト

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平成21年4月

平成21年4月

親が拝めば子も拝む拝む姿の美しさ

今月の八日は灌仏会(かんぶつえ・花まつり)と言って、全国の仏教寺院では綺麗な四季の花々で花御堂(はなみどう)を飾り、お釈迦様の誕生仏に甘茶をかけて、御降誕(ごこうたん)をお祝いいたします。

法華経の「譬喩品(ひゆほん)」には『今此(いまこ)の幼童(ようどう)は皆是(みなこ)れ吾(わ)が子なり愛するに偏黨(へんとう)なし』と、鋭かれております。

すなわち、今私たちが住んでいるこの世界で生きとし生けるものは、皆すべてお釈迦様の子供である。その者達に対するお釈迦様の愛情といったものには偏(かたよ)りがなく、平等に慈悲を手向(たむ)けておられると言われておられるのです。

そして、それはどんなに世間から忌(い)み嫌(きら)われているような人でもお釈迦様は仏にしてあげようと願われておられるのです。

かく考えると、私たちは今こそ仏の心を思い出し、親が子を愛し子が親を慕(した)い、やがて世界中の人々が、お互いに手を取り合って思いやりの生活を営み、笑顔で暮らせる日々が訪れるように精進する事を改めてお釈迦様に誓う日としたいものです。

誕生寺 布教部