千葉県鴨川市 大本山小湊誕生寺 公式サイト

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平成21年8月

平成21年8月

今月は旧盆の月です。一日から、森田健作千葉県知事の政策によってアクアラインの通行料が普通自動車(ETC車載限定)八百円となり、房州への観光等が気軽に来れるようになって、経済効果も期待されております。

しかし、観光目的だけでの房州来訪(らいほう)では少し寂しい気が致します。

 

なぜならば、ここ房州には、千葉県が生んだ偉人(いじん)の筆頭(ひっとう)として挙げられております日蓮大聖人が御降誕(ごこうたん)なされた霊地(れいち)である誕生寺を始めとして、宗祖の息吹(いぶき)を感じる事が出来る霊跡(れいせき)がたくさん存在しているからです。

日蓮大聖人は、ご承知の通り生涯を通じて親孝行の方でおられました。『刑部左衛門尉女房御返事(ぎょうぷさえもんのじょうにょうぼうごへんじ)』には「内典5千餘巻(ないでんごせんよかん)には孝養(こうよう)を眼(まなこ)とせり・・・父母(ふぼ)の御恩(ごおん)は今始(いまはじめ)て事(こと)あらたに申(もうす)べきには候(そうら)はねども母(はは)の御恩(ごおん)の事殊(ことこと)に心肝(しんかん)に染(しみ)て貴(とおと)く覚(おぼ)え侯(そうろう)」と、述べておられます。

すなわち、仏教では孝養を第-に心がけるよう説いており、両親の御恩は、今新たに始まったわけではないが、わけても母親の御恩というものは、肝(きも)に銘(めい)じて生活を営まなければならないと、言われておられるのです。

かく考えた時、交通の便がよくなつた昨今だからこそ、心の故郷(ふるさと)に立ち寄り、宗祖の孝養心に身を浴(よく)し、普段忘れがちなご先祖様への報恩感謝の里帰りと、お参りに心がける月としたいものです。

誕生寺布教部