千葉県鴨川市 大本山小湊誕生寺 公式サイト

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平成21年10月

平成21年10月

今月は衣替えの月です。昔から「暑さ寒さも彼岸まで」と言われておりますが、温暖化の影響でしょうか。なかなか半袖が手放せず、押し入れの整理のタイミングが難しくなつております。

日蓮宗では、今月宗祖である日蓮大聖人のご命日(十月十三日)に御遺徳(ごいとく)を偲び、御報恩の誠を捧げる法要を営みます。

日蓮大聖人は【佐渡御勘気鈔(さどごかんきしょう)】に「本(もと)より学文(がくもん)し候(そうらい)し事(こと)は仏教(ぶっきょう)をきわめて仏(ほとけ)になり、恩(おん)ある人(ひと)をもたすけんと思う(おも)う。」と、述べておられます。

すなわち、宗祖は出家得度し、仏教を学びお釈迦様のみ魂(たましい)である法華経に出会えたからには、恩恵(おんけい)を賜(たまわ)った総(すべ)ての人々を、身命(しんみょう)を賭(と)して救いたいと願って法華経を弘(ひろ)められたのだと、言われておられるのであります。

かく考えると、こうして法華経に御縁を頂き、日頃お題目(南無妙法蓮華経)をお唱えする事が出来る私達には、法華経のみ心(こころ)を一人でも多くの方々の心に植える精進(どりょく)が求められているのではないでしょうか。

それには、自(みずか)らが法華経によって救われたという事にまず感謝し、法華経をもって、ご縁を頂いた総ての人々を救いたいと願う心を発(おこ)す事が大切な事ではないかと思うのです。

誕生寺 布教部