千葉県鴨川市 大本山小湊誕生寺 公式サイト

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平成22年4月

平成22年4月

親だから 子を愛し 子供だから 親を慕う

今月の八日は灌仏会(かんぶつえ)(花まつり)と言って、全国の仏教寺院では綺麗な季節の花々で花御堂(はなみどう)を飾り、お釈迦様の誕生仏に甘茶をかけて、御降誕(ごこうたん)をお祝いする春の風物詩の一つがあります。

日蓮大聖人は「法華取要抄(ほっけしゅようしょう)」の中で『此(こ)の土(ど)の我等衆生(われらしゅじょう)は五百塵点劫(ごひゃくじんでんごう)よりこのかた、教主釈尊(きょうしゅしゃくそん)の愛子(あいし)なり。不幸(ふこう)の失(とが)によって今(いま)に覚知(かくち)せずといえども、他方(たほう)の衆生には似るべからず』と、述べておられます。

 

すなわち、この世の中で生活をしている総ての人々は、気の遠くなるような遠い昔からお釈迦様の子供である。

しかし、不孝者の私たちはそのことをすっかりと忘れてしまっているが、お釈迦様の子供であることに変わりはないのだよ。と、諭(さと)されておられるのであります。

 

かく考えると、私たちはお釈迦様の御降誕をお祝いするのと共に、お釈迦様の子供であると言うことを思い出し、自分は、お釈迦様の子として恥ずかしくない生き方をしているだろうか?と、心静かに自らに問いかける日としたいものです。

誕生寺 布教部