千葉県鴨川市 大本山小湊誕生寺 公式サイト

千葉県鴨川市 大本山小湊誕生寺 公式サイト

 

>
>
平成22年6月

平成22年6月

今月の二十日は父の日です。

最近の世の中は【草食系男子】(そうしょくけいだんし)・【肉食系女子】(にくしょくけいじょし)などと言って、大人しい男性が増え、反面女性が強くなってきたとか、色々と言われているようですが・・・。

 

ことの善(よ)し悪(あ)しは別と致しまして、どちらが強くて弱いと論ずるよりも先月の母の日と同様に、【父の恩】というものも、本来大切なものではないでしょうか。

昔から、木の上で立って見ているのが、特に【父親】であると言われておりました。(それは同時にどっしりと構え、逞しさを意味しております)つまり、両親はその働き(お役目)の違いがあるだけで、本来、恩の区別はありません。

これと同じように、お釈迦様は、仏になる(成仏する)のに男女の分け隔てはなさりませんでした。

日蓮大聖人は『開目抄(かいもくしょう)』に「佛道(ぶつどう)こそ父母(ふぼ)の後世(ごせ)を扶(たすく)れば聖賢(せいけん)の名(な)は有(ある)べけれ・・・此(こ)の経(きょう)は内典(ないでん)の孝経也(こうきょうなり)」と、述べておられます。

 

すなわち、佛道の中でも最上(さいじょう)の教えである法華経の教えを実践(じっせん)することこそが、父母の後世を助けることが出来るのだと、言われておられるのです。

なぜなら、日々の生活を法華経の教えの通りに生きることで、自分が成仏するからです。自分が成仏するという事は、DNAを紡(つむ)いできたご両親様やご先祖様も同時に成仏するということなのです。

 

かく考えた時、父の日には『あなたの教えを守っていきます』と、改めて自分の心を確かめたいものです。

誕生寺 布教部