千葉県鴨川市 大本山小湊誕生寺 公式サイト

千葉県鴨川市 大本山小湊誕生寺 公式サイト

 

>
>
平成22年10月

平成22年10月

昔から「暑さ寒さも彼岸まで」と言われておりますが、温暖化の影響と言いましても、ちゃんと時期になると気候も肌寒くなり、庭先には曼珠沙華(まんじゅしゃげ)(彼岸花)(ひがんばな)が綺麗(きれい)に彩(いろど)りを見せてくれます。

法華経の【化城喩品(けじょうゆほん)には「是(こ)の本因縁(ほんいんねん)を以(もつ)て今(いま)法華経(ほけきょう)を説(と)いて汝(なんじ)をして佛道(ぶつどう)に入(い)らしむ」と、説かれております。

すなわち、仏さまの教えというものは、日常生活の中で絶(た)えず形を変えては説かれ、やがてその教えが解(わか)る時が来ると言われておられるのであります。

それは、今まで解らなかった(苦しみや悲しみを背負(せお)わなければならない)のは、解る時ではなかっただけで、今、正にわかる時を得たから解るのだと言う事を、法華経は私達に静かに諭(さと)します。

かく考えると、私達が苦しみや悲しみを背負うと言う事は、そこに何か悟らなければならない(気づく)ものがあると言うことです。

私達は、つい日常生活の中で、当たり前と思っていた事がどれだけ有り難く、目に見えない所で、仏さま・神さま・ご先祖さま・ご近所さま・家族に見守られていると言う事を忘れがちです。その事に、まず感謝をしようではありませんか。

そうすれば、いつもすぐ側(そば)で暖かく包み込んで下さっておられる仏さまの存在にきっと気づくことでありましょう。

日蓮大聖人は、そのためにお題目(南無妙法蓮華経)と唱えることが大切なのだよ。と、私達の心に『お題目の魂』を下種(うえ)て下さったのであります。

誕生寺 布教部