千葉県鴨川市 大本山小湊誕生寺 公式サイト

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平成22年11月

平成22年11月

今月当山では、宗祖日蓮大聖人のご命日を偲び、そのご遺徳を慕って法要を営み、ご報恩の誠を捧げます。

日蓮大聖人は、周知のごとく、そのご生涯を法華経に捧げられたお方であられました。

法華経の【見宝塔品(けんほうとうほん)】には「諸(もろもろ)の善男子(ぜんなんし)我が滅後(めつご)に於(おい)て誰(だれ)か能(よ)く此(こ)の経(きょう)を受持(じゅじ)し読踊(どくじゅ)せん今佛前(いまぶつぜん)に於(おい)て自(みずか)ら誓言(せいごん)を説(と)け」と、説かれております。

すなわち、末法と言われた現代に法華経を信じて読み弘める事は計り知れない苦難が伴うけれども、それを承知の上で、法華経に身を捧げる者は、自ら名乗り出なさい。と、自誓(じせい)を促(うなが)されたのであります。

その時の、お釈迦様のみ心(こころ)はいかばかりであったことでありましょうか。苦難が伴う事を知っていながら、あえて手を挙(あ)げさせようとしなければならない心境は・・・。

だからこそ、お祖師様は【顕仏未来記(けんぶつみらいき)】に「ただし今(いま)、夢(ゆめ)のごとく宝塔品(ほうとうほん)の心を得(え)たり」と、述懐(じゅっかい)なされたのであります。

かく考えたとき、現在法華経に出会え、お題目を当たり前のようにお唱えしている私達は、今こそその誓いを思い出し、心を奮(ふる)い立たせ、世の中を今一度、蘇生(よみが)えらせるようにお題目の魂を、一人でも多くの人の心田(しんでん)に植えるために勇猛精進(ゆうみょうしょうじん)しようではありませんか。

誕生寺 布教部