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今月の法話

今月の法話

 

今月の法話    平成29年9月

 

 

 

      そのひと言で 励まされ

 

      そのひと言で 夢をもち

 

      そのひと言で 立ち上がる

 

      そのひと言で 腹が立ち

 

      そのひと言で がっかりし

 

      そのひと言で 泣かされる

 

      ほんの僅かな そのひと言で

 

      不思議に大きな 力を持つ

 

      ほんのちょっとの ひと言で

 

      それなら私は 穏やかな

 

      優しい そのひと言を

 

      言える 人間になりたい

 

     

 

日蓮大聖人は『重須殿女房御返事(おもんすどのにようぼうごへんじ)』に、「わざわいは口(くち)より出()でて身()をやぶる。さいわいは心(こころ)よりいでて我(われ)をかざる。」と、述べておられます。

 

すなわち、言葉というものは、古来(いにしえ)より「言霊(ことだま)」とも言われますように、口から発せられた言葉には【魂(たましい)】が宿ると言います。ですから、言葉というものは、時として「癒(いや)し」にもなれば、また「凶器(きようき)」にもなり得ると言うことです。

 

かく考えたとき、「凶器(きようき)」として使われた場合には「禍根(わざわい)」を呼び、「癒(いや)し」として使われた場合には「福禄(さいわい)」を招くのだと言えましょう。

 

そして、それらはすべて、自分自身の【佛心(みほとけ)】が決めることでありますから、そのためにも、日々穏やかに過ごせるように、【感謝】の気持ちを忘れずに、手を掌()わせる生活に努めたいものです。

 

                                              誕生寺 布教部