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今月の法話

今月の法話

 

          今月の法話   平成29年11月

 

      泣きながら笑いながら

                        大阪狭山市 岡 洋子

      辛さに耐えられなくて

      記憶のすべてをなくしたいと

      思ったことがある

      けれど 今も過去も

      そして未来も

      生まれる前に神様と約束した

      私の人生のプランだとしたら

      何があっても生きぬこうと思う

      泣きながら笑いながら

                       「産経新聞 朝の詩より」

     

      法華経『法師品(ほっしほん)』には、「是()の諸人等(しょにんら)は已(すで)に曾(かつ)て十万億(じゅうまんのく)の佛(ほとけ)を供養(くよう)し、諸佛(しょぶつ)の所(みもと)に於(おい)て大願(だいがん)を成就(じょうじゅ)して、衆生(しゅじょう)を愍(あわれ)むが故(ゆえ)に此()の人間(にんげん)に生(しょう)ずるなり」と、説かれています。

すなわち、末法と言う現代において、お題目の信仰に携わる人は過去世において、たくさんの仏さまにお仕(つか)えして悟りを開いたが、末法の時代で迷い苦しむ人々を愍れんで、その人々のためにお役に立ちたいと、自らの意志(しんじん)で、お釈迦さまの前で誓いを立ててこの世に生まれてきたのだと言われるのです。

かく考えたとき、お題目に身を浴(よく)している私たちは、過去世でのご本仏さまとの誓いを果たすためにも、苦しい菩薩行(ぼさつぎょう)(他の人と共に生きる)に精進(どりょく)しなければならないと痛切に思うのです。

 

                                                                 誕生寺 布教部