千葉県鴨川市 大本山小湊誕生寺 公式サイト

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今月の法話

今月の法話

 令 和 元 年 7 月

 

 

善知識(ぜんちしき)は是()れ大因縁(だいいんねん)なり

 

所謂(いわゆる)化導(けどう)して 佛(ほとけ)を見()

 

阿耨多羅三藐三菩提(あのくたらさんみゃくさんぼだい)の心(こころ)

 

(おこ)すことを得()せしむ(乃至(ないし)

 

(われ)今日(こんにち)より復(また)(みずか)ら 心行(しんぎょう)に随(したが)わじ 

 

邪見(じゃけん)・驕慢(きょうまん)・瞋恚(しんに)・諸悪(しょあく)の心(こころ)を生(しょう)ぜじ

 

【 妙荘厳王本事品(みょうしょうごんのうほんじほん)

 

     

 

 法華経には、私たちを真に法華経の信仰に向かわせてくれる人の事を「善知識(ほとけのつかい)」と言い、それは、宿世の善根(だいいんねん)に気づかせる者だと説かれております。

 

 それは、時として、お題目の信仰に入ってからも現れると言われておるのです。

 

 すなわち、自らが仏さまの存在を忘れかけたり、仏さまの大慈悲に気づかずに欲に惑わされそうになった時などに、迷いの淵から信の道へと戻さんとして責められる事もあると言うのです。

 

 だからこそ、『我(われ)今日(こんにち)より復(また)(みずか)ら心行(しんぎょう)に随(したが)わじ』と、自分勝手な思うままの心に従わないよう努力するのだと、法華経は自らを省みる大切さを問われているのです。

 

 お題目を、その身()・その口(くち)・その意(こころ)に戴(いただ)くということは、【自覚】・【覚悟】・【責任】が伴わなければならないという事を心肝(しんかん)に刻まなければならないと思うのです。

 

誕生寺 布教部