千葉県鴨川市 大本山小湊誕生寺 公式サイト

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今月の法話

今月の法話

                       今月の法話    令和312

 

      大道心(だいどうしん)と申(もうす)はこれなり

      各々(おのおの)随分(ずいぶん)に法花経(ほけきょう)(しん)ぜられつるゆへに

      過去(かこ)の重罪(じゅうざい)をせめいだし(たまい)て候(そうろう)

       【兄弟鈔(けいていしょう)

     

私たちは、安らかな人生を送りたいために、苦悩を受けたときに法華経に導かれ、道心をおこしたはずです。ところが、その信仰を深めていけばいくほどに、かえって、次から次へと苦悩が増すように感じることがないでしょうか。

日蓮大聖人は、「お題目の信仰を深めて行く中で、様々な苦悩(まよい)が訪れると言うことは、自身の過去世で犯してしまった罪業がお題目の功徳によって今、顕現(あらわれ)ているのだから、今生で懺悔することによって、その罪業が来世に引き継がれることはない。それは、すなわち大道心(成仏道)が一層深まって、信心がより堅固になっている証とも言えるのだよ」と、述べておられるのであります。

かく考えたとき、苦悩(まよい)の先には安穏(さとり)が待っているのだと受け止め、お釈迦さまを信じ、【お題目を唱えきる】心で苦悩(まよい)と向き合おうではありませんか。

 

誕生寺 布教部